開催場所はー
TSURUMIこどもホスピスの談話室「つるみカフェ」。 開放的な天井とカラフルで柔らかい色調の家具に囲まれ、とても優しい雰囲気のスペースとなっています。この日は天気にも恵まれ、換気のために窓を開けると、爽やかな風が通り抜けていきました。ご参加くださったのは…
1歳の女の子をお連れのAさんと、11カ月の男の子をお連れのBさん。お歳が近いこともあって、こんなかわいらしい一幕も。Aさんのご相談
ベビーラップという一枚布の抱っこ紐を、新生児からご愛用されていました。おんぶが出来る月齢になり、おんぶに挑戦しているけれど思うようにいかないので、より快適におんぶが出来る練習と、他にもおんぶに向いたツールがあれば試してみたいとのご相談でした。ベビーラップの快適さを実感していらっしゃったので、おんぶの講習と、メイタイタイプの抱っこ紐のお試しをして頂きました。帰りは気持ちのよさそうなおんぶ姿でのステキな笑顔が印象的でした。Bさんのご相談
既に複数の抱っこ紐をお持ちで、道具への知識も豊富でいらしゃいました。ただ、お子様が大きくなり体重も増えてきたため、より負担軽減出来る抱っこ紐を求めていらっしゃいました。購入候補の製品をいくつかお試ししたいということで、あらかじめお伺いしたご試着希望のアイテムをご用意致しました。 また「ベビーウェアリング」の理論については、馴染みがないとのことでしたので、基本の抱っこのお話と、様々な抱っこ紐の特徴をご説明させて頂きました。既にお持ちのスリングの調整と、月齢的におんぶをしたいというご要望もあり、ベビーラップや昔ながらのおんぶ紐等のご試着をして頂きました。既に沢山の抱っこ紐をお持ちということもあり「購入前にこういうイベントに来たかった!!」と切実に仰って下さいました。コロナ禍と育児と抱っことー
今回、コロナ禍で緊急事態宣言が発令されている中ですので、開催するか否かで迷いもありました。抱っことおんぶの相談会は不要不急なのか…協会内でも議論を重ねました。 全国各地でコンサルタント活動をしている正会員メンバーの肌感覚として、コロナ禍以降、相談内容が以前より深刻化していると感じていました。これは推測ではありますが、不要不急が叫ばれる中、養育者の方々は外出を控え、ステイホームで乳幼児と向き合う時間も濃密なものとなり、身体への負荷も増えているのではないでしょうか。そして身体が限界となって初めて相談に来て下さっているのではないでしょうか。 当協会としては、抱っこやおんぶが快適になることで、育児負担は軽減される余地があると考えています。抱っこの相談会や抱っこの専門家への相談が、必要な方に届くことを切に願っています。 次回の開催日は、3月5日(金)となっております。 乳幼児をお持ちのご両親はもちろんですが、お祖父さま、お祖母さまも大歓迎です。また、体験練習様に実際の身長体重の赤ちゃん人形もご用意しておりますので、妊娠中のプレママ、プレパパの皆様のご参加も可能です。 出産前こそ、抱っこの基本的なお話や、抱っこ紐の購入前のご試着はおススメです。 なおこのチャリティ企画は来年度以降も継続していく予定となっておりますので、当協会Instagram等でフォローしていただけると幸いです。 末筆ではありますが、感染症対策を一緒に考え、こうした場を提供して下さった、TSURUMIこどもホスピス様に心より感謝申し上げます。ご参考URL
あそび創造広場TURUMIこどもホスピスhttps://www.childrenshospice.jp/ ほぼ日・ほぼ日の学校長だより(No.146)「『深く生きる』ということ」
https://www.1101.com/gakkou_ml/2020-12-17.html
コメント